2013年4月2日火曜日

山肌が桜色に染まった足立・小文字山






桜の花は里から山を這い上がるように染まると言いますが、足立山系の山々はあまり時間をあけないで、桜色に染まります。
遠方より眺めると山の中腹の自然遊歩道は桜並木がピンクの長いリボンのように横に広がり、その上に山系の山肌が桜色に染まります。

山頂の少し剥げた所が小文字山の”小”の字がある所になります。
昭和23年・福岡県下での第三回国体開催時、小倉市が歓迎の意味で小文字山の山頂付近に ”小”の文字が焼かれたようです。
翌年から八月十三日の迎え火に焚かれるようになり現在も夏の小倉の風物詩の一つになっています。




小倉北区の冨野・大谷池から坂を上ると望玄荘横に見晴らし台があり、ここからがまじかに小文字山を眺めることができますし、小倉の港、街も一望できます。

遊歩道に戻り少し散策すると小文字山登山口に着ます。
昭和25年朝鮮戦争で戦死された国連軍将兵の霊を慰めるために建立された高さ20㍍の十字架、
小文字山を背に朝鮮半島の方角を向いて立っています。





  四季折々に自然を身近に感じられる足立山系・小文字山・森林公園で特に山肌が桜色に染ま

る頃は毎日のように山の様子を眺めては楽しんでいます・・



                                   2013.3.31  森林公園にて

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