2012年5月28日月曜日

メタセコイヤの木々に囲まれて・・・・憩いの空間





ここは、福岡県築上郡築上町のメタセコイヤの森(杜)です。
メタセコイヤは数億年前から化石として確認され、近年中国で原木が見つかり一躍知られるように
なりました。"生きた化石の木”とも言われています。
植物を研究されていた昭和天皇がこよなく愛されて居られたと聞きます。
戦後まもなく中国から皇室と国に贈られ、その後並木道などに植えられたそうです。
滋賀県高島市の並木道は日本の紅葉の名所百選に選ればれています。
四季を通して円錐形の樹形が美しい並木をつくります。
韓国では”冬ソナ”の名場面にもメタセコイヤの並木道が使われ、人気スポットになっているとか。


幹には蔦が絡まっています

和名   あけぼの杉   葉は少し優しげに感じました、小さな実が付いています。

メタセの森は丘陵地からきれいな水が流れ美しい自然を作っています。




静かな水辺空間、ビオトープやメタセコイヤの木道を通り抜けるとシロツメクサと芝生の広場が広
がっていました。
散策するとたくさんの草花があちらこちらに咲いていてシャツターを押し続けました。
スズメノヤリ、オオジシバリ、ニワゼキショウ、マルバウンラン、もちろん、たんぽぽ、アカツメクサな
ど沢山の草花たちは自然に溶け込んでとてもきれいです。
広場の斜面の方には野アザミが太陽をいっぱいに浴びて輝いていました。
草花には丹精込めて育てられた花々にはない美しさを感じます。

自然の中で五感に沁みる癒しの空間でたのしい一時を過ごしました。



福岡県築上郡築上町 築上町物産館 ”メタセの杜” にある メタセコイヤの木道にて


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