2012年4月25日水曜日

童話の里大分県 玖珠・・・おもしろい民話や水伝説のある町で

”童話の里 玖珠” はどこか懐かしく、幼い頃を思い出すような心も落ち着ついて過ごせる里でした。
前日から天気は崩れるとの予想でしたが少しだけパラパラと車中で雨の降った程度で宿に着くとしとしとと降り出し、翌朝は早く目が覚め、お天気は?降っていない!!自称晴れ女の私としては・・
かなり満足!な、お天気です。



雨上がりの伐株山(きりかぶやま)と静かな玖珠の町

玖珠の地名にはおもしろい民話がありました。
昔、玖珠の台地には大きな楠が聳え立ち台地は木の陰になり作物は育たず里人は難事していま
した。
ある日大男が通りかかり、大楠の木を切り倒してくれました。
お陰で作物も実る台地になったとさ。
その伐り株が伐株山と言うお話。
倒れた木は湖を壊し出来たのが玖珠川、流れ出た水はひてしまい、日田。
楠の木の先端が長崎、落ち葉の後が博多、と大男伝説は続くからおもしろくなってくる・・・・

今は玖珠の町には欠かすことのできない象徴の山、伐株山はハングライダーやパラグライダーの
基地にもなっており、これからのシーズンは静かな温泉の里山もにぎあうらしい。
もう一つ大きな台地の山、万年山はこれからミヤマキリシマなどが咲き乱れてハイキングには楽しい所だそうです。

このあたりの台地は侵食で出来た卓上台地でメサといわれています。


玖珠の町は多くのメサが盆地を取り囲み、そこに流れる玖珠川には多くの滝がありそれぞれの滝
にも水伝説があり豊かな自然が作り出す民話や伝説には不思議な魅力のある町だと思います。
水伝説はとても沢山あるので省略します。
大蛇伝説・白馬伝説・悲恋伝説などなどあるそうです。

水は清流で白鷺が何羽もえさをついばんだりしていました。



早朝 玖珠川沿いにはまだ菜の花がきれいに咲いています。


川沿いには温泉が何軒も立ち並び ”日帰り入浴100円”と書かれた温泉もありました。
すごい!!!ですね~
散策すると自然な感じで水の流れる音がして水と温泉の湯量の豊富さを感じました。

温泉街に着く前には少し山の方へ走り蕨狩りもしました。



ウインドファームの近くで蕨狩りをしました、風力発電の白い風車が見える斜面を登りながらみごと!1.4キロの蕨ゲットです。
時間を忘れ楽しく収穫し、お花も見つけたらシャッターを押して・・・・・、


野に咲く花はとてもみな愛らしくそっと咲いています。いとおしいほどにやさしく咲いています。


帰り道の院内道の駅は日本一の石橋の町、石橋がデザインされている。



石工の匠 松田新之助の造作  大正2年に架けられめがね橋としては最も整ったものとされて
いる。     ”荒瀬のめがね橋”     院内道の駅の側にあります。
日本一の石橋の町院内、江戸の終わりから昭和の初めころに74基の石橋が架けられた。

私は北九州市で日常を過ごし、以外と自然には恵まれていると思っていましたが、こうして地元に
は無い広々とした大きな自然のなかに来ると見るもの全てがきれいで野の花ひとつ一つにも感動
してしまいます。


国道387号線から500号線を走り耶馬溪を車窓で眺めながらの帰路で出会ったお花たち。
レンゲソウもなかなかもう見れません、馬酔木・ライラック・ドウダンツツジ・石楠花なども咲いて
いました。車窓から見えたやま藤も山の自然の美しさでとても、すばらしい!!!

この季節は花々が一番と言っていいくらい美しくとても楽しいお出かけでした。






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