2012年4月11日水曜日

小倉藩主小笠原忠真の菩提寺(広寿山福聚寺)のしだれ桜

現北九州市小倉の初代藩主小笠原忠真の菩提寺は足立山系の麓、寿山町にあります。
今、足立山系は桜でうす桃色に染まりとてもうつくしくまるで絵葉書のようです。
福聚寺の山門をくぐると満開のしだれ桜(宗因桜)咲いています。
仏殿右裏手の山門
山門は染井吉野の額縁のようです


しだれ桜(宗因桜)

八重咲きでやわらかいピンクがかわいい
仏殿は中国風な造りでめずらしい

灯篭、蔵、瓦、塀 いたる所に小笠原氏の家紋が見られる。

梵鐘
足立山はうす桃色に染まっています
満開の染井吉野ともみじの新葉のマッチングがきれい
散り始めた花びらもきれいな模様です
蹲にも花が咲いていました
総門(黒門)境内に入る最初の門、扁額[第一関]        

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黄檗宗のお寺で、初代住職は即非和尚、もともとは長崎に赤寺と言われてる中国寺の崇福寺から
来られ、小笠原忠真逝去後はまた長崎の崇福寺に戻られたらしい。
長崎出身の私には長崎と意外な所で繋がりがあると、より馴染み深い感じがして来た・・・
お墓はこのお寺の墓地に小笠原忠真ら一族と同じく和尚も埋葬されています。
近くには仏母寺、長清寺、宗玄寺、などならびここ周辺は住宅を隣接してはいるが静かで、山門を一つ潜ると日常を少し離れ、静かに時を過ごせる気がします。
また秋、足立山系の紅葉を背景にお寺全体が赤く染まる頃来てみようと思し、普茶料理や座禅、
写経なども行われていると聞いたので、一度体験してみたくなりました。



八重桜

静かなひと時を過ごし帰ろうとしてもう一度見渡していると蔵の方にきれいな八重桜がまるで私を足止めをするかのようにきれいに咲いていました。

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