長府庭園の床の間にはさげもんを両脇にとても上品な真多呂人形のおひな様が飾られて
いました・・
日本では各地でそれぞれの風習は少し違っても女の子が生まれると、一生の幸せを願い
初節句にお雛様を飾りお祝いをします。
福岡の柳川や山口の長府ではさげもんも飾り、より華やかなおひな祭りをするようです・・
故郷の長崎ではさげもんの習慣はないので、とてもめずらしく、興味深く見せてもらいました。
因みに長崎ではお雛様のお祝いのお返しに桃の形をした桃カステラをします。
さげもんについて・・・
さげもんには決められた数を吊るすと聞いたことがあるので、少し調べてみました。
昔は人生50年と言われた時代、女性は控えめに一少なく49年。
7列7個で49個と数を決め、中央に大きな毬を2個下げ、51個として人生50年より
1年でも長生き出来るようにとしたそうです。
お雛様は父方、さげもんは母方より送られたそうです。
さげもんには一つ一つに意味もあり、願いと優しさで一杯な飾りのようです。
お庭の紅梅も香しく、長府庭園は一足早い春花盛りのようでした・・・
玄関ではかわいいふく雛も下げられていました・・
2016.2.11 おひな祭り 長府庭園
0 件のコメント:
コメントを投稿