2012年9月30日日曜日

初秋の草花の開園

秋の七草や色鮮やかな秋の山野草が爽やかな秋風に揺れています。

まず、濃い赤紫色の萩の花のきれいなアーチをくぐりましょう!!



秋の代表・萩の花
   萩にも沢山の品種があるようです。


フジバカマ・桔梗・女郎花・しゅうかいどう・秋明菊・・・・・
 秋の花々がとてもきれいです。




散策していると・・・・・・・どの花もみなきれいで選ぶのが難しくなります。

” 実 ”ものも秋にはかかせません!!
瑠璃色の紫式部 ・ 桐の実 ・・・赤い実も・・・・

 
ダン菊 ・ はまかんぞう ・ 吾亦紅 ・ 紫露草 ・ 水引草 ・ コバノランタナ ・ 紫苑 ・・・
知らないお花も沢山。




  
紫苑 (シオン )  Aster tataricus     aster は星 花の付き方からついた名前
                      紫苑は薄紫の色からついた名前

            花言葉      君を忘れず

            別名   十五夜草   今日(9月30日)は中秋の名月です。
               
       


爽やかな秋風と澄んだ水琴窟の音にめぐる季節を感じます。
                                     
                                         2012・9月終りの日に

                                           
                    
                                                         
                              

                                   北九州市立白野江植物公園にて


 

2012年9月29日土曜日

白い曼珠沙華(彼岸花)

真赤の燃え上がるような彼岸花の後を追うように少し遅れて咲く白い彼岸花 (L・albiflora ) も咲き初めました!
とても幻想的な美しさです。




白花曼珠沙華は黄色いショウキ水仙と彼岸花の雑種とも言われていますが、黄色と赤の交わりで白が出るのはなかなか不思議ですね・・・・

”階段の両脇に咲く白い彼岸花 ”



彼岸花と言えば秋の田園風景で特に棚田に咲く彼岸花は大好きな光景ですが、最近・・真赤にまじりあちらこちらで白、黄色、ピンクなど色も様々に見かけるようになってきました。







白い彼岸花に混じって咲く黄色、ピンクの花


” 最後はやはり真赤の花  ”





朝夕の爽やかの風が心地よくなり、草花の色にも深みを増してきました。
彼岸花の終りは秋の草花の出番です!


秋の七草・・・秋の草花への様変わりまで彼岸花は彩りつずけます。








2012・9・28  北九州市白野江植物公園 にて

2012年9月26日水曜日

大輪のダリア(ムーンワルツ)をアレンジしました!!


季節の花 ”ダリア” 


爽やかな秋風がここちよくそよぐこの頃、初秋の花 ”ダリア” はとてもきれいです。

   ダリア  ムーンワルツ    橙色がかったピンクに中央にかけて黄色のグラデーション
                     やさしく、存在感のあるダリア。
  
   鶏頭   クリスタルビューティー  

   トルコキキョウ                 ピンク

   スモークグラス      イネ科  きびに似ている 

   シンフォリカルポス    白い実がかわいい
                  和名  雪晃木
                  英名  スノーベリー
                  果実は薄桃色もある
 

   オーニソガラム サンデルシー(白)
                   花言葉   純粋 ・ 才能  

   ブプレウム         薄緑色の葉で黄色の小さな花を付ける 
                   花言葉    はじめてのkiss

季節の変り目に・・・・・花材を淡いピンクと黄緑と白でやさしい・爽やかさを出してみました。




ダリアのお話

今年の初夏7月の初めに 八女市星野村にダリアを観に行きました。
(7月10日ブログにのせました)

とても綺麗でしたが、もう時期を終りかけで満開の時にもう一度観たいものだと秋を楽しみにしていました。
ところが、その後7月14日の集中豪雨が八女川を襲い道路は寸断、八女の町は孤立状態になっている!と聞きました。
あのきれいなダリアはもう秋には無理だろうな~ と思っていましたが、ダリア園主やボランティア
の方々の努力で秋のダリアも綺麗に咲いているそうです。
とてもうれしくなりました!!!

来月には ”秋のダリア” を観に行こうと思います。

       *八女市星野村 星の花公園  ”秋のダリア 2012” 
         
          9・14~11・4  まで    まだ復旧工事中のため国道210号線が迂回道路と
                            なっているそうです。 

2012年9月19日水曜日

我が家のお庭にも・・・・秋の気配!!


秋の気配!!


初孫の誕生記念樹  ”やまぼうし” (山法師)にかわいい実が熟しました。(5年目になります)
ころん!としたオレンジいろした実が緑の葉の間のあちこちにたれさがっています。


初め、花のように見える白い総包片が散り花は平らな実の形が出来、次第に尖がり出して、オレンジ色になり・・・苺のような茎?が伸び垂れ下がり、色はオレンジから朱色になります。

よ~く 見るとサッカーボールに似た模様にも見える・・・・・



暫くして・・・実は落ちてしまいます。
食用にもなると聞き、初めて食べてみました・・・・甘いです!少しざらざらしていました。
マンゴーの味?に微妙・・・ 決っしてまずくはありません。
ジャムとか果実酒にするとか・・・我が家のはまだ観賞用で楽しみましょう。
  
花言葉    友情        





実物は特に ”秋” を感じます・・・


ピラカンサ は秋が深まるときれいな朱赤になります。
レモン  毎年たわわに実り、レモンが少しずつ黄色く色ずいていくのを見てるだけで楽しくなりま。
      す。
      昨年は沢山レモンピールを作りました。(ブログにもレシピをのせました)

* ではお庭のお花を!


ギボウシ ・・・・さわやかな薄紫が涼しげ。
         葉と花のバランスの姿が美しい!
         花言葉   静かな人 ・ 落ち着き ・ 沈静


紫式部 ・・・ やがて瑠璃色の実が枝いっぱいに枝垂れる。
        アレンジする時は葉を落として瑠璃色の実の美しさを生かす。
        
        名前の由来  平安時代の女性作家”紫式部”からですが命名したのはスエーデンの植
                 物学者らしい。


 


アメジストセージ ・・・・ 綿状でやわらかい紫の花が美しく垣根をつくる。
              花言葉  家庭愛 ・ 家庭的 



ヤブラン(藪 蘭)    別名  リリオペ ・ サマームスカリ
               穂状の小さな花を良く見ると、とてもかわいい!!
               樹木の根元や林床にひっそりと咲く。
               秋の初め、到来を知らせるように・・・


こうして見ると秋のお花は紫色の花が多くお庭も落ち着いた感じでお花が咲いていました。
暑い夏が過ぎて秋色に染まる前の爽やか季節に紫色はとてもお似合いです。

と、思いながらお庭を見てて、
はて、玄関の方には・・・燃えさかるような朱色の花が蕾をつけて出番を待っていました。


”彼岸花” です!

今日からお彼岸の入り・・・彼岸花は必ずお彼岸に咲いてくれるお花です。
彼岸花を見ると、秋の訪れを感じます。
実は・・・昨日、小倉南区の平尾台の麓へ彼岸花を視察に行きました。
田んぼのあぜ道に並んで咲く彼岸花を見るのが大好きです。
今年はまだ僅かに朱色と黄色の花がちらほらで週末から来週かな~と思いながら帰りました。
我が家の彼岸花も週末には咲きそうな感じで、楽しみです。

今年は棚田の赤い彼岸花と白野江植物公園の白い彼岸花を是非見に行こうと思っています。

朝夕、涼しくなった風が心地よいこの頃、雲やお花や虫たちも ”秋の気配” を感じさせてくれます。



完熟したヤマボウシ実
                                                                                               

2012年9月14日金曜日

約百年目の(建造以来初めて)改修工事前に・・・・門司港駅

1914年(大正3年)建築の木造駅舎、ネオ・ルネッサンス様式で左右対称の外観、全国で始めての国の重要文化財。


今年(2012年)秋、約100年(98年)を経て老朽化してきた門司港駅の大改修工事が始まると聞
き、改めて日ごろ見慣れている門司港駅を急遽観に行くことにした。

まず、門司駅から門司港駅行きの普通列車に乗り、門司港駅のホームに降りました。


改修工事のニュースを聞き、全国から5年半ほどホロで隠れてしまう駅舎を観ておこうと毎日のように沢山の方々が訪れ、カメラに収められたりされていると聞きました。

門司港駅は鹿児島本線の起点駅であり、終点駅でもあります。
100周年を記念して ”0哩” を示す記念碑と基点がありました。



0哩 の碑の側には ”立だちの鐘と幸福の泉” があり明治時代開設当時の制服を着た若い駅員さん数名が泉の清掃をしていて玉砂利を洗い泉の底を丁寧に清掃している方々を見て居るとタイムスリップしそうになります。
(門司港駅員さんは特別に明治時代の制服を着用しているそうです)

改札口に行く間にはレトロな椅子が並んでいたり、関門トンネルが開通していない時代の対岸本州との間を繋ぐ ”関門連絡船連絡路” などがあり人力車ほか展示品も多く見るものばかりでなかなか改札口には行けません・・・・



やっと改札口を出ると目に入るものが全てレトロ、大正時代ってこんなだったのか~

待合室とその内部・・・・・年代を感じる椅子とテーブルがとてもいい!!



食堂と切符売り場・・・・切符は自動販売機もありました。

*  駅舎の外へ出ました!


まず、トイレ・・
手洗い場には ”幸福の手水鉢”




洗面所・・・蛇口がレトロのままでもちろん使えます。

洗面所の前には・・・・”帰り水”
             戦前、戦後と門司港駅に降り立った人々が安堵の想いで喉を潤したところ。
             いつの日からか ”帰り水” と呼ばれているそうです・・・・

*  通路側に来て見ました。


忘れ物預かり所、駅長室に並んで貴賓室に上がる階段があり、写真等が展示されているとの案内がありました。

*  二階に上がります・・・・





貴賓室は公開されてなく、隣の応接室らしき部屋はガラス越しにと、写真展示室が公開されていました。
階段の手すりや窓の鍵などこれが大正時代なんだなあ~と感じるものばかりでした。
9月16,7日のイベントでは貴賓室の公開があるとか・・・・

門司港駅は開業は明治24年4月1日 門司駅として現在地よりちょつと離れた(現、山口銀行辺)
場所で開業し、大正3年現在の場所に木造駅舎でネオ・ルネッサンス様式で建造されている。

その後、関門トンネルが開通計画により ”門司港駅” と改称されたそうです。


もともと、門司港の駅も街ももの静かでどこか懐かしい想いにさせてくれる場所でしたが・・・
近年、急激に ”レトロの街” として観光の方々が大勢来られる街に変わりました。
デパートやアーケードの店もあちこちと閉まり寂しさを感じていましたが近年は少しずつ様変わりしてお店も賑わいを取り戻しそうで楽しくなります。

今回、門司港駅が約100年目の大改修工事に入り9月29日から仮駅舎となり2013年3月工事完了まで観れなくなります。

私も地元の一人として、門司港駅の改修工事のニュースを聞き、門司港駅を久しぶりに散策し、素晴らしさと素敵なレトロの気分を味わうことができました。

5年半後のお化粧直しした駅舎が楽しみです!!

           
         門司港地区のレトロなお話はまだまだ沢山ありますが、何れまたに・・・・・


                              2012・9・13  門司港駅にて